皆さんは、「イナーシャ」、と言う言葉はご存じですか。
一般的には、慣性モーメントを意味していて、外部からの力の影響を受けず、そのままの状態にある性質をいいます。
例えば車輪を回して、その車輪が延々と回り続けて行くような状態を表します。
また医療用語でも、臨床イナーシャと言う用語があり、主に診療惰性とか臨床惰性と言う、治療が適切では無いのに、その治療を惰性で行い続けると言う意味です。
更にビジネス用語でもビジネスイナーシャと言う用語があり、主に組織が変化に直面した際に安定を維持しようとする性質を言います。
そこで注目したのが、外部に何ら影響される事なく廻り続ける車輪のように継続できるという、ちから、外部の圧力や軋轢、職場などの環境の変化、他人の移り変わりなどに影響される事なく、回転し続けると言う、ちから。
惰性と言うのは、余り好まれて言う言葉では無いけど、何事にも影響されずにひたすらに実直に廻り続けて行くと言う、このちからこそが、介護職員にも必要だと思うし、それらを事業者側が推進して行くべき事でもあるという事に、着目したいと考えています。
名付けて、「ケアワークイナーシャ」、造語になりますが浸透して行ければと思います。
みんなのコメント
0件サフラン
2025/3/8大丈夫ですか?
- ムチヤーノ2025/3/8
何が?
ザツガク
2025/3/7「継続は力なり」、「ケアワークイナーシャ」、元を辿れば同じ意味なのですよね。
このイナーシャと言う言葉は、良い意味でも悪い意味でも使われているので、とても面白いと思うし、興味津々でもあり、感銘も受けました。
率直にケアワークも、イナーシャであり続けたいと思いました。
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- やきにく
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起床就寝の時間、食事の時間が決められてその通りに動かなきゃいけないのは利用者の尊厳が守られていない みたいに言うけどさ… 施設に入ってる以上それは守るべきルールじゃん? マンションに住んでてもゴミ出しのルールとかあるじゃん、寮でも食堂開いてる時間決まってるじゃん 虐待は論外だけど本人の意思を無視してサービスをするのはみたいに言うのはちょっと介護に高望みしすぎてない?
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