政府は在宅介護の方向で進んでいるようですが、とても現実的とは思えません。

自分も長年親の介護をしていますが、家族の生活をサポートするため仕事をやめるわけにはいきません。デイサービスやショートステイを利用しながら働いています。

介護保険があと10年（？）で破たんするとか言われていますが、実際そうなったら金持ちしか人間らしい生活ができないということでしょうか？

お父さんに聞いてみてください。昭和世代なら「額面」って言えば分かりますから（笑）。

ごめんなさい「額面」って?

それも違います。
額面での年収が４０５万でもらえる年金は月１０万です。
平均手取り年収で１，０００万以上では額面では２千万近い収入です。それで年金の年収が２８０万ということはありません。そういう人達は年金年収で３６０万くらいです。
下の方はおそらくプレジデントだったかの情報を書かれているのかと思いますが、まず、ご自分のお父様の年金収入をおしらべになれば、事実は違うと言うことはすぐにお分かりになるかと思います。

うちの父は一生涯、ただの万年平社員、課長にすらなっていませんでしたから年収も額面も８００万以上になったことは有りませんでした。
それで３８年、勤めて、今、ある年金年収は額面で２８０万強、所得で１７０万です。

まず、ご自分の父親や、あるいは祖父が厚生年金であるなら、その年金収入を確認してみることだと思います。

280万円の年金給付を得られるのは、現役時代の平均手取り年収が850～900万円（現在価値に換算）、あるいは40歳時点で年収1000万円以上が一応の目安とされる。

おそらく「年金収入+その他の合計所得金額」で年収２８０万の単身者と考えているんだと思うんですが、繰り返し言いますけど、「その他の合計所得」がない人、正真正銘、収入は年金のみの場合には所得が１６０万以上（年金収入のみで２８０万）が２割負担になるのです。

であれば年金のみの収入で単身者の場合は年金所得で年１６０万以上の人から２割負担になります。

所得と収入の違いについての見解はちょっと下でレスしました。

うちの父は年所得で１７０万ですが２割負担の通知が来てます。

backyさん、単身者で年金収入のみの場合、年収が２８０万、所得で年１６０万以上です。

所得は１６０万から２割負担です。
ここ勘違いしてる人多いのですが、年収と所得は同額ではありません。
年収と言うのは控除前の収入を指し、所得は社会保険と所得税、住民税を控除した後の金額を指します。

↓の匿名さん、ちょっと見解が違うような。単身年金のみだと年収280万円以上の方が対象ですよ。

他に収入が無く、年金収入のみの単身者で年所得１６０万以上、ですから１６０万の人でもかかる介護サービスの自己負担は今までの２倍になります。
そういう人の中には特養にいる人もいます。そしてそういう人は食費、住居費、水道光熱費は全額自己負担になります。
特養では他に診療費、薬代、理容代、通院等の車代、お誕生日の特別の食事代、レクリエーション代、も請求額に入ってますから、介護保険サービスが２倍になると、トータルでは月１７万ぐらいの請求書が来ます。
年所得１６０万の人は月１３万くらいしか自由に使えるお金が無いのですが、そこから月１７万の特養にいるための費用を支払ってゆくことになるので、預貯金の無い人で、年金収入しかない人でその所得（社会保険料、源泉徴収、住民税支払後の金額）が年１６０万の人は施設にいられなくなりますねって話です。

ちなみに年収160万円なら、基礎控除ひかれて年所得は95万円。

所得と収入をごっちゃにすると話がややこしくなるのでは・・
年所得160万円というと、年収は230万ぐらいじゃないだろうか。月額でいうと約20万円。年金のほかにも収入がある方と考えますが。

介護に月３０万+αのお金を出せるのであれば、家政婦を頼めばいい。
だけど毎月その額を何年も払えないのが当たり前。

だから介護保険は必要。

＞年収160万が低所得とは言えません。

そうですか。それなら介護職も低収入ではないですね。

いやはやおやはや。

年収160万が低所得とは言えません。
地方ではフルタイム勤務して手取１０万少しという所は普通の感覚です。

在宅介護では２倍負担になった人は１割負担の時の費用内に調整してほしいとケアマネさんにお願いして、つまりは受けるサービスを抑制してケアプランを作成するということなのでしょう。

特養などの場合、利用者は有無を言わさず２倍になりますから年所得が１６０万の人達は個室ユニットに入居の場合、総費用月額１７万くらいの請求書が届きますから預貯金が底をついた時点で対処せざるを得なくなるかと思います。どうするんでしょうね。きっと家族が介護離職して同居在宅介護にするんでしょうね。

生活保護も地方によっては最低ラインが７万くらいで、これまた特養等に入所してる年所得１６０万の人達は生活保護は対象外になるかと思われますしね。

にしても年所得１６０万は低所得とは言わないんでしょうかね。言わないんでしょうね。なにしろ介護自己負担は２倍なんですからね。

介護職の月額２３万（おそらく額面）が低所得なら、当然、高齢者だろうが中年だろうが若者だろうが、いかなる職種であれ、彼らの所得が年所得１６０万だとしたら、それは低所得だと思うんですけどね。

そうですね現在の対策では不十分ですね。
金持ちしか人間らしい生活ができないなんて事は低所得者対策や生活保護、その他の対策がありますので、そうそうないと思いますが、支援の手が行き届かずに人間らしい生活ができない方も出てくるかも知れません。
介護保険が破たんするとしたら、ギャンブル目的に介護保険が利用されていることにうちいさんはどう思われますか？

もう現時点で破たん寸前だと思います。今日の日経新聞の一面にケアプランが1割負担という記事が出ていました。他の新聞には記載はありませんでしたが、介護費の抑制の為かと思われますが、厚労省は、次回改正で盛り込んで推し進めていくかもしれませんね。
そうなってくると、在宅介護したくても経済的に負担できない方が続出してくるのではないかと思います

残念ですが、介護保険や医療保険も既に破たんをしており、現在の収支で自転車操業の様な状態で回して居るようです。
それだけでなく、健康保険や年金等も同じような状態です。
だから消費税を８％に引き上げ、来年には１０％にするつもりの様です。