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こまきた

母が病気で入院し、食が細っていて、このままでは栄養を取ることが難しいということで、いろうろいうものを勧められています。
口から食べられなかったらする処置のようですが、詳しくどういうものなのか理解ができておらず、どうしたらいいか迷っています。
いろうをするとメリットがありますか?あるいはデメリットもあるのでしょうか?いろうをして在宅介護することも可能なのでしょうか。
初歩的なことですみませんがよろしくお願いします。

みんなのコメント

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    • こまきた

      2015/11/30

      >嚥下機能が回復すれば、胃瘻は辞める事も可能です。
      メリットは、充分な栄養と水分摂取が出来ます。デメリットは、食事を楽しむ事が出来ません。

      やめることもできるんですか…一度やったら後戻りできないと思っていました。参考にします。

      >「胃瘻」をネット検索すると絶望的にならざるを得ないと思いますが、メリットデメリットは下の匿名さんが仰る通りです。

      ご意見を聞いてから詳しく調べてみましたが、いろんなご意見があって、よけいに悩んでしまいました。でも自分たちが考えないといけないのでしっかりと検討します。

      >端的に言うと、口から食事ができない人に、おなかに穴を開けて胃に直接食物を入れる処置をすることです。

      口から食べものが味わえなくなってしまうということですね。でもそれをしないと、命にかかわるということなんですよね。

      >胃ろうをするかしないかをダイレクトに言うなら「延命を望むか望まないか」という事になります。

      詳しくアドバイスありがとうございました。
      しっかりと相談して決定したいと思いました。受け入れてくれる施設が少ないということも気になりましたし、さまざまなご意見があることも考えさせられました。しっかり理解してから決めます。

      • シロ

        2015/11/26

        こんにちは。

        胃ろうをするかしないかをダイレクトに言うなら「延命を望むか望まないか」という事になります。
        口からの食物を食べれない以上、経鼻経管栄養を選択しない場合、生命維持に必要な栄養素やエネルギーが足りず、いずれは衰弱し、お亡くなりになってしまう事が多いからです。


        国としては、胃ろうを作って延命する高齢者を減らしたいのか、胃ろうを造設した場合の医療報酬は2014年からかなり減らされたと聞きます。
        また、悲惨な例ばかりを事例として挙げ「それは本人の為にも家族の為にもならないからしない方が良い」というキャンペーンも多く見かける様になりました。

        ですが、色々な方々の思想や考えは脇に置いておいて良いのです。
        そういった物に振り回されて《命》を見送ってしまっては、後で「あの時こうしていれば」と思っても、二度と戻らないのですから…。
        まずは経管栄養について知り、それを行った場合の変化と周辺状況を理解し、よくよく熟考する事です。
        《御本人の希望と、御家族の意向と、現実的な条件(施設入居が条件的に可能かどうか、またはどこまで在宅介護する覚悟が家族に有るか)》が折り合えば、胃ろうは現実的な選択肢の一つです。


        ただ、胃ろうを行った場合、受け入れてくれる施設がかなり減る事を覚悟しなければいけません。
        胃ろう(&喀痰吸引)を行う資格を持ったスタッフ数の関係も有り、胃ろうを作られた利用者さんの場合は「受け入れ可能枠」が施設によって有る程度決まっているからです。
        運の良い場合は特養などで受け入れてくれる事も有りますが、そうでなければ「費用がそれなりにかかる施設しか見つからなかった」というケースも耳にします…。


        もし在宅で質問者さんが胃ろうを行うとしたら、まず【喀痰吸引研修(特定の者対象)】を受けてみると良いかと思います。
        胃ろうという物が具体的にどういうもので、必要な道具をどう扱えば良いか等がよく分かるかと思いますし、「よく分からない事からの不安」が減るかと思います。
        在宅で胃ろうを行う場合、訪問介護訪問看護も使う事は出来ますが、基本的にはご家族の方がメインで経管栄養処置を行う事になるでしょうから…。


        それと、胃ろうは「作ってから閉じる」事も可能です。
        一つのデータとして、《胃ろうを増設したことで健康状態が改善した人は全体の70%、更にその内25%の方は再び口から食べられる様になった》という統計が取られています。
        (これは「日本医療企画」という所から出ている「医療的ケアの理論と実践」(平成26年第2版第1刷・2000円+税)という教本に出ているものですが、この本は胃ろう(経管栄養)を学ぶ際の教科書でも有り、初心者にも分かりやすくまとめられていたと思います)
        食欲が極端に低下しているその時に対処療法の一つとして胃ろうを行い、改善したら胃ろうを閉じて口から食べる、という未来も、可能性としてはまだ有るのです。


        食が極端に細くなっている状態が長引けば衰弱し「緩やかに死に向かっている」状態に繋がっていきますが、医師が胃ろうの選択枝を示したという事は、胃ろう造設手術にまだ身体が耐えられる時期、という事でしょう。
        食べれない状態が長く続けば、それだけ体が衰え、感染症や肺炎になるリスクも上がってしまい、死亡に繋がる確率が上がっていきます。

        けれど「重い介護が長く続きすぎるのは家族の負担が大きく、これ以上の延命処置は望めない」という場合は、このまま自然死を選択する事も出来るかと思います。
        一つだけ言えるのは、ゆっくり迷っているとその間にもどんどん体は弱っていき、助かる可能性が減る(体が更に衰弱すると胃ろう造設手術も出来なくなる)、という事です。


        まずは、質問者さんのお母様のケアマネさんや、お住まいの地域のお役所の福祉課の方、病院の社会福祉師さんなどにも相談し『胃ろうを増設した場合、家族の負担はどうなるか、施設の場合はどういった選択肢が有るか、費用はどの位か、訪問介護・訪問看護ではどこまでサポートしてもらえるか』など、充分に確認されてみると良いかと思います。
        (※施設については、今は考えていないかもしれませんが、いずれ必要になる時が来る可能性は有りますので、確認だけでもしておかれると良いかと思います)



        長文になりました。少しでも参考になれば幸いです。

        • たこいち

          2015/11/25

          お母様の状態やお歳、認知症があるのかないのか、今後ご家族の方がどのようにされたいかなどによって変わってくると思います>メリットとデメリット
          端的に言うと、口から食事ができない人に、おなかに穴を開けて胃に直接食物を入れる処置をすることです。

          • backy

            2015/11/24

            「胃瘻」をネット検索すると絶望的にならざるを得ないと思いますが、メリットデメリットは下の匿名さんが仰る通りです。ただ胃瘻をきっかけに食欲が戻り経口摂取になった例もあります。胃瘻=もうダメだ~ と思わず向かい合ってみてくださいね。

            • たこいち

              2015/11/24

              嚥下機能が回復すれば、胃瘻は辞める事も可能です。
              メリットは、充分な栄養と水分摂取が出来ます。デメリットは、食事を楽しむ事が出来ません。
              定期的なメンテナンスも必要ですし、人によってはペグの周りに皮膚等の炎症を起こす場合もあります。
              また、在宅介護も充分に可能で、訪問看護の看護師みならず、訪問介護も資格を取得すれば介護士も行う事が可能になっています。

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