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三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は認知症患者の徘徊による電車事故に対する賠償責任を補償する保険を来年1月1日から販売するそうです。

他人にけがをさせたり、物を壊さなくても電車を止めてしまった場合に生じる振り替え輸送費用などが保障されるもので事故1回につき最大1億円が報奨されるとか。保険会社の弁護士が示談交渉までしてくれるというからありがたいですよね。

もちろん徘徊をする認知症患者が家族にいる場合には対策を万全にしておかなければいけませんが、家の中に閉じ込めておくこともずっと見張っておくことも難しいという現状があります。今後もこういった事故は右肩上がりに増えていくでしょうから注目すべき保険だと思いました。

みんなのコメント

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    • たこいち

      2017/10/5

      >しない家庭は認知症ドライバーを放置。

      電車の時は認知症の旦那を放置した嫁やその親族には賠償責任なしという判決になった。
      という事は、認知症の老人を放置して、その老人が車で暴走して秋葉原で大量殺人をしたとしよう。
      その場合、認知症の本人は判断能力なしという事で無罪なのだろうか?またその家族も何ら責任はないというのだろうか??電車の時に親族に賠償義務無しという判決がくだったので、理屈的には自動車で暴走した時も賠償義務無しということになる。
      でもそれって凄くおかしいと思う。

      • たこいち

        2016/11/25

        >逆に対象者が居るご家庭などは、意識が高くなり自戒する事と思うので、加入者は皆無に等しいかもしれません。

        自戒する家庭は保険に入る。しない家庭は認知症ドライバーを放置。

        • たこいち

          2016/11/24

          認知症の親の損害賠償 個人賠償責任保険が役に立つ

           契約はしたものの、細かな内容はよく知らない――。生命保険や損害保険の契約者の中には、こんな人も少なくないだろう。だが、保険は契約条項ひとつで受けられる補償が大きく変わる上、新たなサービスも続々と登場している。本コラムでは、生命保険と損害保険を交互に取り上げ、保険選びの上で知っておきたい知識を解説する。今回は、火災保険や傷害保険などの特約として契約する個人賠償責任保険について見ていこう。

           認知症を患う91歳の男性が徘徊し、列車にはねられて亡くなった事故をご記憶だろうか。

           この事故ではJR東海が遺族に対し振替輸送費などの損害賠償を求め、名古屋高裁は2014年、監督が不十分だったとして、男性の監督義務者である80代の妻に約360万円の損害賠償を命じている。現在はJR東海、妻側とも最高裁に上告中である(16年2月1日現在)。

           このように、他人に損害を与えた本人が認知症などで「責任能力なし」でも、監督義務者である親族が損害賠償を請求され得る。別居の子供や後見人が監督義務者でも、義務を怠った、あるいは怠らなくても損害が生じたと推測されたら責任を問われる可能性がある。

          ■個人賠償責任保険で家族の賠償金をカバー

           厚生労働省が15年1月に発表した見通しでは、認知症の高齢者は、25年に現状の1.5倍の700万人に達する。65歳以上人口の約5人に1人の割合だから、「親族に必ず認知症患者が1人はいる」という時代に突入する。監督義務者として賠償義務を負うことは、もはや誰にとっても他人事ではないのである。

           こうした場合、個人賠償責任保険が役立つことがある。この保険は、本人またはその家族が、日常生活上(仕事上で生じた責任は対象外)で誤って他人に怪我をさせたり他人の物を壊したりして、賠償金や弁護士費用などを負担した時の損害を補償する。人の身体や物に実際に損害を及ぼし、法律上の責任が発生していることが保険金支払い要件だ。

           例えば、自転車の運転中に他人にケガを負わせたり、ベランダから植木鉢を落とすなどして第三者にケガをさせたりした時、被害者への賠償金などを補償する。認知症で本人に責任能力がない場合、監督義務者が負うべき賠償金も補償される。

          ■「世帯ごと」に必ず入ろう

           個人賠償責任保険は単独では契約できず、火災保険や傷害保険、自動車保険などの特約として契約するのが一般的である。ただし、どの保険の特約であっても、見落としてはならないのは個人賠償責任保険の被保険者の範囲だ。通常、1つの契約で同居の親族全員が補償されるので、親が契約をしていれば、同居する親の監督義務者である子供が負う損害賠償責任も補償される。

           ところが「子供とは別居」、もしくは「同居だが親とは別生計」(世帯分離など)、「区分居住」(二世帯住宅など)の場合、親が契約した保険の被保険者に子供は含まれず、子供の世帯で別に契約が要るケースもある。親族でない人が後見人を務める場合も、自身で加入しておかなくてはならない。突発事故による損害賠償額は予測がつかないため、世帯ごとに加入することが重要だ。

           なお三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、15年10月以降の契約から、個人賠償責任保険の被保険者の範囲を従来よりも広げ、本人とは別居・別生計の親族および後見人も被保険者としている。

          • たこいち

            2016/11/23

            電車事故に対する賠償責任を補償する保険は、不適切で不合理です。
            加入者が居るかどうかが見ものです。
            逆に対象者が居るご家庭などは、意識が高くなり自戒する事と思うので、加入者は皆無に等しいかもしれません。
            保険会社の運営的な先行きの見通しが、ほぼ淘汰されつつあるので悪足掻きのような保険を販売しているだけ。
            誰も入らないし、入りたくも無い。

            • たこいち

              2016/11/23

              交通事故はヒューマンエラーの代表格でしょう。ヒューマンエラーではないと完全に言い切れるのは、竜巻とか隕石とか宇宙人襲来とか。その手のもの以外は、要因の大小はあるこそすれ、ヒューマンエラーです。そして、ヒューマンエラー事故に保険がある事に、何の不合理もありません。

              • たこいち

                2016/11/22

                >安全運転でも暴走車に突っ込まれる事も有る。

                完全にヒューマンエラーだろ。

                • たこいち

                  2016/11/22

                  >だったら、自動車事故と何ら変わりない。

                  違うと思う。
                  安全運転でも暴走車に突っ込まれる事も有る。
                  認知症の徘徊が無ければ事故も起きない。
                  これを法律で規制の緩和をすれば、格段に列車事故などは減る。
                  つまり法制度と規制の壁があまりにも未然に防ぐことを阻害していると言える。
                  なので全く質が異なります。

                  • たこいち

                    2016/11/22

                    >人為的な事と、ヒューマンエラーの要素がとても高く、未然に防ぐことが可能。

                    だったら、自動車事故と何ら変わりない。

                    • たこいち

                      2016/11/22

                      >この世で起こり得る事故は全てがそうだろ。

                      このケースに関しては、自動車事故などのように考えてはいけません。
                      人為的な事と、ヒューマンエラーの要素がとても高く、未然に防ぐことが可能。
                      しかし、制度や法的な壁がありなかなか進まないのが現状のようです。
                      例えば、在宅支援でも連続しての支援が出来ません。
                      軟禁することも一切認められていないのが現状です。

                      • たこいち

                        2016/11/22

                        >事故が在ること自体に問題があり、保険どうのこうのでは無いと思う。事故が無いように、どのように対応対処をするかが問われています。

                        この世で起こり得る事故は全てがそうだろ。その上での保険だよ。対策をまるで行わなかったケースに関しては、保険は支払われないよ。保険に入りました、認知症の家族が事故を起こしました、はい保険を支払ってちょうだい、なんて甘いもんじゃないよ。

                        • たこいち

                          2016/11/22

                          事故が在ること自体に問題があり、保険どうのこうのでは無いと思う。
                          事故が無いように、どのように対応対処をするかが問われています。
                          いざと言う時の転ばぬ先の杖としては、不適切極まりないと思う。
                          損保会社や生命保険会社は数年後には少子高齢化の煽りで、軒並み淘汰されてくる事になる。
                          新規需要も見込めず、契約保険料の支払いが重くのしかかり倒産する事になる。

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