親が要介護認定になったので、あまりたくさん予算はかけられないため、在宅で介護をしながら、サービスなどを受けるような感じで介護しようかと考えています。
ただ知識もあまりなく、介護事業所の選び方とかよく分かりません。
詳しい方がおられたらアドバイスいただけたらうれしいです。
みんなのコメント
0件たこいち
2015/5/7では、改めて訪問介護で受けられる介護サービスとは
業務内容は、利用者が日常生活上困難なことをホームヘルパーが援助し、利用者の機能や能力のケアに努めるのはご存知でしょう。
大きく別けて身体介護と生活介護があります。
<トイレ介助>トイレの誘導から始まり排泄の介助、下半身の洗浄や清拭、おむつ交換排泄物の処理、トイレ掃除を行います。
<食事介助>利用者に合った食事を調理すると共に、食事を摂る際のお手伝いをします。嚥下困難な利用者には流動食などを用意し見守りが必要です。食事前には手洗い、うがいの励行をします。
<着替え介助>下着交換、パジャマ交換、外出する際の服装の交換などが有ります。その際、なるべく利用者自身に着替えをしてもらい、出来ないことだけをお手伝いします。
<入浴介助>浴槽の掃除をしながら、利用者の着替えを用意しておきます。この時のお湯の温度は40度に設定します。
利用者が入浴してからは洗髪や体を洗ったりします。
<身だしなみの介助>洗顔や歯磨き、爪切り、髪のお手入れ髭剃りなどをお手伝いします。
<服薬の介助>投薬を確認すると共に服薬の管理をします。又、飲み忘れが無いか注意します。
<体位変換>自分で動けない利用者は床ずれしてしまうため、体位を変換して行きます。
<付き添い介助>外出時の付き添い、病院などの送迎、買い物時などに、付き添い介助を行います。
<住居の掃除>利用者の承諾を得てトイレ、風呂場、キッチン、寝室などの掃除をします。こちらの判断で勝手に掃除をせず、必ず利用者の許可をいただいておかなければなりません。
<食事の用意>施設などで決められたメニュー以外は利用者の意見を聞いてから調理します。食事の配膳、後片付け、洗い物をします。
<洗濯>利用者の汚れ物の洗濯をします。また、アイロンを掛けたり衣服の綻びを縫ったりすることもあります。衣服の整理なども行ないます。
<買い物の代行>利用者に頼まれた品物の買い物をします。
代金は利用者から預かりますので必ず買い物のレシートを渡します。
<その他>ゴミだし、布団のシーツ交換、病院での薬の受け取り代行など日常生活の援助をします。
その他に相談と助言があります。
利用者から、生活や介護について相談されたら助言やアドバイスをします。
利用者から相談されホームヘルパーが助言するためには、日頃からコミュニケーションを大切にして信頼関係を築いておくことが必要です。また、問題点などが出た場合は自分1人で解決をしないでスタッフやケアマネジャーに相談します。
介護保険法やそれに付随するいくつかの省令・告示によって、禁止事項も沢山あります
例えば、利用者が処方された薬を飲むのを「見守る」ことはできますが、飲みにくそうにしているからといって、口を開けさせて薬を口の中に入れることはできないことになっています。
利用者と親しくしていても、利用者が入院したとき「お見舞い禁止」とされています。
出来ないことは
1. 肌に接着したパウチの取替え
2. カテーテル洗浄
3. 胃ろうチューブの洗浄
4. 褥そう(床ずれ)の処理
5. 口を開けさせて薬を飲ませる
6. 自宅から病院まで、利用者の自家用車を運転する(ヘルパー本人のマイカーは介護保険介護タクシーの例外規定あり)
7. 本人の代わりに医師に説明し・説明を受ける
8. 娯楽・趣味・散策目的の外出への付き添い
9. 地域の行事や冠婚葬祭への外出へ付き添い
10. 非日常的な買い物(デパート等)へ付き添い
11. 利用者以外の分の食事を作る
12. 行事食(行楽弁当、おせち等)を作る
13. 本人が使わない部屋の掃除
14. 家電・家具の移動や修理
15. 利用者方の自家用車の洗車
16. 庭掃除・草むしり
17. ペットの世話や散歩、花木への水やり
18. 生活費などの金銭管理、財産管理
19. 金融機関や役所での手続き代行
20. 茶のみ話だけが目的の話し相手
21. ヘルパーとの私用電話
22. 金銭や物の授受、利用者の入院先への見舞い
23. 医療行為にあたるもの
《例外として特定行為(痰吸引/経管栄養)の実施に関する法令あり》
現行法で、ホームヘルパーや介護職員ができる「医療的ケア」
1. 水銀体温計・電子体温計による体温計測、耳式電子体温計による体温測定
2. 自動血圧測定器による血圧測定
3. 動脈血酸素飽和度を測定するためのパルスオキシメータの装着
4. 軽微な切り傷、擦り傷、やけどなどの応急手当、処置(ガーゼ交換を含む)
5. 本人や家族の依頼があり、医師の処方などを受けた場合にできる行為
イ. 皮膚への軟膏の塗布(褥瘡の処置を除く)
ロ. 皮膚への湿布の貼付
ハ. 点眼薬の点眼
ニ. 一包化された内用薬の内服(舌下錠の使用も含む)
ホ. 肛門からの坐薬挿入又は鼻腔粘膜への薬剤噴霧を介助
ヘ. 爪を爪切りで切ること及び爪ヤスリでやすりがけすること
ト. 歯ブラシや綿棒などで、歯、口腔粘膜、舌に付着する汚れを取り除き、清潔にする
チ. 耳垢の除去(耳垢塞栓の除去を除く)
リ. ストマ装具のパウチにたまった排泄物を捨てる
ヌ. カテーテルの準備、体位の保持など
ル. 市販のディスポーザブルグリセリン浣腸器を用いた浣腸
その他
介護士口腔ケア推進士
痰吸引等(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)
経管栄養(胃ろうまたは腸ろう、経鼻経管栄養)
介護事業者が特定行為事業としての「認定特定行為業務従事者認定証」を受けていること及び「介護福祉士が特定行為事業者として実地研修(基本研修50時間、シミュレーター演習と実習)」を修了していること豆
2015/5/7ありがとうございます、どのような介護が必要なのか、ということを知るためには、どんなサポートが受けられるのか、ということも知っておかないといけないですよね。
将来も見越していろいろ計算する必要がありそうですね。たこいち
2015/5/5事業者をえらぶときには、「暮らしやすくなるために」 先ず、最初に「どのような介護が必要なのか」を利用者側が整理しなくては意味が無いです。
何をしてほしいのか?
どのような時に、介護サービスを使いたいのか?
自宅で、どこまでできるか?
どんな介助が必要か?
当面は何を使いたいのか?
将来的には、どうしてほしいのか?
介護保険内でやって欲しいのか?
その場合の介護サービス優先順位は?
その上で利用したいときに開いている事業所を選択します。
あとは、ケアマネージャーと詰めた話しをしてください。
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