ありのままの姿を受け止めることが認知症ケアだといわれています。

認知症になった父、数年前からどんどん症状が進んで来ました。

運動神経がよかった父が歩けなくなり、私のことも思い出せない。それでもまだ少し前はほんのたまにだけれど私のことを思い出してくれたこともありました。

よくなることはないとわかっていながらも本人に会いに行くのがつらいです。今日は病院から帰って来て泣いてばかりいました、、、。

脳溢血などで突然目の前からいなくなるのも悲しいですが、どんどん変わっていく親の姿を見るのもつらいです。

もし自分が虐待を受けていたら、、、どう思っていたかわかりません。最期の匿名さん、すごいなと思いました。

私も幼少期に父親に虐待をされてきました。
とても憎んでいたことは確かです、今でも。
ただ、ヨボヨボになった今は、憐れみを感じます。
一時期、虐待の仕返しのつもりはなかったのですが、疎遠にしたり頭を叩いたりした事もありました。
つくづく、後につけが回ってくるのだなと思いましたし、天網恢恢疎にして漏らさずとも思いました。
ずっと、反面教師にして生きてきましたが、今は哀れな一人の老人として、面倒を見れています。
過去に在った事は決して消えませんが、時がたてば一旦水に流して今だけを見て、前に進んでいける事と思います。

私は父親と折り合いが悪く面憎いだけです。
お互いにそう思っていて問題に思う点が平行したままなので
もうとっくの昔から、産まれる前からの断絶の宿命だと思います。
共に憎しみ合っても何にも良いものは生み出せずに自分も病むだけなのでうまくゆく親子に生まれた人が羨ましいと思います。

たくさんの方のご意見ありがとうございます。ご意見の中にもありましたが、確かに私の思いが強い分個人的に受け止めすぎている部分はあると思います。うちも母の方が強いです、、、そう見えているだけかもしれませんが。後悔しないよう奮闘しながらも支えていきたいと思います。みなさんに励まされました。感謝しています。

受け止めるのはとても大変でお辛いとは思いますが、その時々のお父さんをしっかりと見つめてあげてください。
それから猿すべりさんに一言。
「お父さんは子供に還った」とか「認知症者には過去も未来も無い」っていう表現はどうなんでしょう？ルームさんを気遣って、お父さんのことも配慮してコメントして下さっていることは解るんですが、認知症に対しての考え方は危険な感じがします。

自分の巣立ちの時期と考えをかえられませんか？
昔のお父さんはいなくなってしまったけど、○○君が現われた・・。
お父さまは子供に還ったのです。
今はルーム様が○○君の保護者です。

哀しいけれど、○○君は成長できない病気なんです。
だから、ルーム様は○○君の成長の為に心を遣うのではなく、
〇〇君の「今」に心を遣って下さい。
認知症者には、過去も未来も無く、今しかない。
だから、今のお父様は過去の自分を思い返し苦しむ事はありません。
今が楽しければそれでいいんです。
〇〇君を笑わせてあげて下さい。

ルームさんのお気持ちはとてもわかります。私は今は亡き父が認知症になった時、全く受け入れられなかったです。比較的経度の認知症でしたけれど、孫（私の娘）を私だと言ったり、入浴を嫌がったり、散歩から帰って来れなくなったり・・・。認知症になる前の父をすごく尊敬していたし、自慢の父だったから余計です。反面、父が苦手だった妹は逆に認知症になった父に対してすごく優しく接していました。心の垣根が取れたみたいだったようです。一番冷静だったのは意外にも母でした。現実は現実として受け入れるしかないからねと言ってました。父が亡くなって早１０年、もう少し優しい娘でいれなかったかなと少し後悔しています。

きっと大好きなお父様なのですね。お辛いことでしょう。
認知症になることも、ルームさんを泣かせることもお父様の望むところではなかったはずですよね。
難しいことは難しい。できないことはできない。
今現在もお父様はルームさんに色々教えてくださっていらっしゃるのでしょう。
愚痴や悲しみを吐き出して、またお父様に笑顔を見せてあげていただきたいです。

ご本人もご家族も病状に対する混乱と不安だと思います。
落ち着くまでには時間入りますが、昔からの知人や友人や親類などに積極的に会って会話をしたり、昔話に花を咲かせると少しは落ち着くかもしれません。
昔のアルバムの写真なんかも有効だとは聞いていますので、色々試されても良いと思います。