来月退院する義母を引き取ることになりました。

寝たきりなので殆どをベッドの上で過ごす事になると思いますが、本人はもともと肌があまり強くありません。今は出来ていませんが、自宅で介護をするうちに褥瘡ができてしまうのではと心配です。

みなさんは褥瘡予防にどんなことをされていますか？

１か所に長時間圧をかける事が褥瘡の原因なので、長時間の寝っぱなし、車椅子座りっぱなしはどっちも？？です（ここが、介護サービス導入の難しい処です。）。
施設では２時間おきで離床＆臥床の＆体位交換の方もいます（褥瘡予防の基本は除圧なので、こまめな離床と臥床＆体位交換は重要）。
家庭では無理と思います。
だから、ある程度の褥瘡は必ずできる。そのつもりでいた方が介護が楽です。
ひどくしない事を目指して下さい。

体位交換の手段は
〇電動エアマットの他に「ポジショニングピロー」というものがあり、高いものでも電動エアマットレスの１０分の１位の価格です。
〇ベッドは高さが変えられる介護ベッド必須です。介護者の楽さがまったく違います。
〇柔らかいクッションを体位交換時に義母様の顏の前に置きます。なれないと「えいやっ」と押しすぎて、勢い余って要介護者の顏を壁やベッド柵にぶつける事があります。

離床は
〇義母様は離床の際は車椅子だと思うので、車椅子にも除圧の為のエアクッション等があるといいと思います。
〇リクライニング車椅子は、ベッド⇔車椅子間の移乗が大変なので、
義母様が立位が取れないならやめた方がいいです。

その他
〇義母様はオムツですか？その場合、糞尿のアンモニアと湿気、体重による圧力でお尻の割れ目に褥瘡が出来やすいのでお尻を乾燥させるものがあるといいです。
故祖母の褥瘡予防では、時々お尻を出して寝てもらいました。当然尿や便は出てしまうので、ラバータイプのシーツ、布団カバー、ペット用の尿吸い取りパットが役に立ちました。
〇主たる介護者はかんなべ様一人でしょうか？
その場合、ご自分の身体を守るため、義母様が退院するまでにトランス（要介護者を移動させる事）の教室に行かれてもいいと思います。
カルチャセンターでもやっていますし、理学療法士が教える本格的なものもあります。
私もよく行きますが、在宅介護をしている女性が沢山参加しています。

褥瘡ができてしまったら仕方なしです。
とにかく、かんなべ様の身体と心を義母様より大切にして下さい。
残酷な様ですが
「義母様は余命、かんなべ様は今の命」です。
介護でつぶれないで下さい。

自動体位交換機能の付いたベッドとエアマットが良いと思います。
車椅子はリクライニング式で車椅子用のクッションはロホクッションにして適度に離床と臥床はするようにすると出来にくいと思います。
離床と臥床が難しいようでしたら、そこに介護サービスを導入すると良いと思います。
その他に栄養状態の改善と衛生を保つのがベストです。
レンタル品や購入品を検討して、介護サービスを何処に使うかケアマネージャーにまずは相談してみては如何でしょうか？

褥瘡対策用の電動エアマットレスは、自分もお勧めします。
レンタルか購入かは迷いますよね。

気にする方は、購入で！補助金では足りませんので、その点を考慮したうえで！ですが。

介護認定を受けているなら、褥瘡対策用の電動エアマットレスは購入しなくてもレンタルできます。それでも十分ではないので適度に体位変更は必須だと思います。
あとは、褥瘡ができやすい場所にクッションを挟むなどをするとよいと思います。

高価（２０万円程度）ですが、褥瘡対策用の電動エアマットレスが、本人もご家族も肉体的負担が小さいです。