親戚のなかにアルツハイマー認知症にかかっているものがおります。そのことが分かってから、親族で手分けして、介護施設について調べたり、見学に行ったり、いろいろ手助けをしてきました。
グループホームがよさそうだということで、最終的にはグループホームに絞って、探しましたが、なかなか空きがなく難儀しました。やっと入れるところが見つかって、ほっとしたのもつかの間…今度はグループホームの契約には、保証人がいるということが分かりました。
こういった介護施設の保証人は、どのような心構えでいればいいんでしょうか。保証人になることはやはりリスクがありますよね…。正直ここまでやってきた親族みんな、やりたがってはいません。

日本では、何かにつけ保証人を求めるので、一人身の方はいろいろ不自由することがある制度です。

介護施設に於いては、主に支払いと緊急時に連絡が取れ、許可・承諾してくれる親族が必要になります。介護認定調査にも関わってくるので、ご本人の日常を良く分かる方で、施設に近い方が望ましいと思います。費用の事は、必ずしも保証人さんが全責任を取る必要はなく、ご親族で話し合いをして決めればよいことで、施設との窓口としての役割を果たせる方というように理解されていれば良いと思います。

＞＞介護施設の中には、身元引受人とは別に、この役割を与えられた支払い能力のある保証人も必要となるケースも

結局何かあったときに、責任を取らないといけないのが、保証人なんですよね…？

＞＞任命された方を今後も助けて差し上げて下さい。

誰かがなるしかないのですよね…それを親族で何かあったら折半して助けるしかないですか…

私の勤務するグループホームでは
保証人
キーパーソン（＝主介護者）
のお二人の就任をお願いしています。
同じ人になる事もありますが、保証人には入所時点で働いている方、何らかの社会的役割を持っている方をお願いします（個々に事情もあるし必須ではない）。
多いパターンとして
保証人・・・社会人の息子様、後見人様、娘様のご主人
キーパーソン・・・奥様、主婦の娘様、ご家族＆後見人様
です。

各々施設が期待する役割が違います
保証人様に期待する役割・・・下の匿名様の書かれている様に金銭面での保障です。
キーパーソン様に期待する役割・・・窓口です。請求書・領収書の送付、ケアプランへの承認、入居者さんの施設での様子のご連絡、怪我・事故（大小関わらす）のご連絡＆お詫び、施設行事へのご招待、不足物品の購入お願い又は購入許可、薬変更の許可等々です。
万が一ですが、精神薬などで不穏な状態を落ち着かせる場合の許可もお願いしています。
通院ですが、勤務先では“通院した方がいいかな？”と思えば相談しますが強制はしません。提携医院でやれる範囲の事のみします。

もし入所施設が保証人に上記両方の役割を求めるなら大変です。
頑張ってとしか言いようがありません。

キーパーソンと別々の場合、要介護者が財産を持ち支払面での心配が無いなら大丈夫と思います。

大変なのはキーパーソンです。
＞いろいろ手助けをしてきました
素敵な親戚関係だと思います。要介護者様は幸せですね。
任命された方を今後も助けて差し上げて下さい。

介護施設に入所する、病院に入院する際に必ず発生してくるのが料金などの支払いです。入院費や家賃、食費などの月額利用料の支払いが万が一遅れてしまった際に、身元引受人がいない場合は「連帯債務」を負う人に、これらの支払いを求めることができます。
介護施設の中には、身元引受人とは別に、この役割を与えられた支払い能力のある保証人も必要となるケースもあります。