ふと拘束に関する質問に目が止まり興味深く拝見させていただきました。
働いていらっしゃる方のおっしゃることはごもっともなところもありますが、やはり私くらいの世代になるとどうしてもお世話になる方の方に気持ちを入れてしまうため、拘束に関してはして欲しくないと思います。
以前ニュースになった施設にしろ本人・家族はあのような状態で軟禁状態になるとは思わなかったという証言をしていました。
ということはお話を聞いたくらいではわからないということですよね?とするとどういったところが判断基準になるのでしょうか「拘束しますか?」と聞くわけにもいかず、、、。
みんなのコメント
0件てつひら
2015/7/3普通施設では拘束はしません。
拘束する場合は特別なやも得ない事情で拘束します。
施設だと拘束はできないことになってます。
拘束する場合は確か書類書かないとダメです。
病院では拘束出来ますが。私の知ってる限り
施設で拘束した方は一人か二人です。
家族の同意ももらってます。
中には拘束してくれという家族もいますが
お断りしてます。たこいち
2015/5/22施設の入所自体は拘束にはならないのですか?
たこいち
2015/5/4「拘束しますか?」と遠慮なく聞けばいいと思います。
質問する事で、どう言う時拘束するのか拘束した際は家族などに連絡されるのか、記録は残されているのかがハッキリわかります。
施設の考え方や方針で大きく差が出ますので、必ずお聞きした方が良いかと思います。
普通は、利用相談すると施設側から説明がありますので、分かりにくい所はしっかり質問すると良いですよ。たこいち
2015/3/29拘束しない施設には
ベッドから故意に飛び降りる、柵を越えて落ちる → 布団に寝かせる。
自傷行為、他の入居者への暴力 → 退去させる。
その他の問題行動 → 個室にカメラを設置して24時間監視する。
という事になります。
実際に拘束せずに退去させる施設は存在します。
拘束せずに理想の介護をしようとすれば、問題ある入居者1人に24時間で3人以上の職員が必要ですので実現は難しいです。
監視カメラ、各種センサー、ベッドを布団に、常に専属で介護できれば拘束する必要もなく認知症の症状も落着くのでしょうけど。
実際に1名に対し、やってみた施設があるそうですが、複数人ですと無理でしょう。たこいち
2015/3/28厚生労働省の身体拘束の手引きに一度目を通したほうが良いと思います。
どのような手順を踏んで拘束を行っているのか、どのような考え方なのかが分かります。通常身体拘束を介護保険施設内で行う場合は、この手引きに則り身体拘束が行われています。
また、この手引きに従わないで拘束を行った場合、拘束を行った利用者のみならず、全利用者(施設入居者)の介護報酬を減算するペナルティが課せられます。たこいち
2015/3/26とりいさんのように色々考えてくださる方ばかりだと有難いです。ニュースに挙がるような事例は極端で、それはあってはならないことです。《なんたることか、この施設は4点柵をしていた!》ってニュースは聞いたことが私にはありません。何が拘束にあたるのか制度がはき違えていると個人的に思います。
まっとうな感覚の施設であればニュースで騒ぎ立てられるようなことはしません。
そのまっとうな施設はとりいさんのご判断次第で、そのような施設でも拘束はなくとも事故が起こる可能性はたくさんあります。
契約前に色々とご検討ください。としじい
2015/3/263人の方々、丁寧な回答ありがとうございました。
私自身の考え方も揺さぶられました。
拘束とは何を示すのかというところを施設側と話して納得した上で契約をするべきですね。なんでもかんでも施設側が悪いことになる世の中の傾向も考えなければいけないところですね、、、。たこいち
2015/3/26必要があれば拘束します。
↓ の方の回答にあるような事は、実例として報告されています。
拘束について、契約時に具体的に説明して署名、捺印を頂いてますが、クレームは後を絶ちません。
こちらから退去して頂いた方も多数いらっしゃいます。
安全対策で監視カメラ、センサー類を多数設置しているので、最初の見学で嫌がって他を探すご家族が多いです。
広い意味で玄関、エレベーター、階段の監視カメラも拘束となります。たこいち
2015/3/26猿すべり さんが丁寧にお答えになってくださってますが…
認知症にみる拘束実例
1. 使用していない湿布剤を剥がすと、言いながら自分の皮膚を引き千切る
2. 普段、寝たきりなのに突然、柵を乗り越えベッドから落ちる
3. 階段から飛び降りる
4. 家族が本人の希望(菓子等開封用)で持ち込んだ鋏での自傷行為
5. 点滴などのチューブを引き抜く
その度に入所者家族から施設側の落ち度を問われる。
拘束しないとは、原則、監視モニターも無いことを指します。
ベッドから自ら落ちるので、柵を高くする。
結果、拘束だと言われ家族の要望でエアマットを設置する。
ベッドの安全対策費が20万円!
誰が負担するのか?
家族は、要求はするが、費用は出さない。
安全対策を施せば拘束とクレーム。
これが、現実。
お気に召さないのでしたら自宅で介護して下さいと言いたい職員は沢山いらっしゃるでしょう。CHINO
2015/3/26長文ですがお許し下さい
普通の施設では、要介護者をイスや車イスに縛り付けるなんてしません。
普通しない事があったから、ニュースになったんです。
あれは、犯罪なんです。
私達が普通に暮らしていれば、犯罪にあう確率は常に一定数あります。
それを私達は大小様々な知恵で防いでいます。
介護施設でも同じです。
施設はパラダイスでは無いし、そこにいるのは聖職者じゃありません。
犯罪の可能性は常に一定数あります。
だから、知恵を使って介護施設を選ぶのです。
都合のいいパンフや建物の外観、甘い言葉、あてにならない他人やネットの評価・・・そんなものでは無く、自分で脚を運び、目で見て、想像力を働かせて真実を探るのです。
頑張って下さい。
長くてすみませんが、拘束についてです。
結論としては
「介護にはある程度の拘束はつきもの」
と思って下さい。
拘束を「行動の自由を妨げるもの」と考えれば
ベッドの4点柵(4方を壁、柵などで囲む)、センサーマット、転倒リスクの人が立ち上がった時の声掛けや誘導、定時でのトイレ、決まった日の入浴、勝手に決まるメニュー・・・色々あります。
でも、とりい様は
「私が歩けないにも関わらず、ベッドから飛び降りる様な状態であっても
柵の無い普通のベッドで寝かせて下さいとか、転びたきゃかってに転びますから私の行動に注意しなくていいです」
と思ってるわけではないですよね。
やっぱり、注意はしてほしいし、危険対策はしてほしい。
そうじゃありませんか?
なぜ、介護のルールは極端なんでしょう。
4点柵やセンサーマットが拘束な意味が判らないのです。
要介護のというのは、普通できて当たり前の事が出来ない人や、健常であれば注意する必要も無い行動が注意(見守り)してもらわなきゃ出来ない人に「自己申請」で適用されます。
これは、その人達が「出来ないならそれでいいんです。ほっといてください」ではなく、「出来ないんで助けて下さい」と言っている事と同じと思います。
その助けにはなんらかの拘束を伴って当たり前と思います。
介護施設には事故報告やヒヤリハットというものがあります。
それを書くのは介護スタッフです。例えば、
『認知症で自分が歩けない事を認識できない人がいます。
その人は施設が理解できず、家に帰りたくてしょうがない。
ある日、夜中に「帰ろう!」と思い立ちベッドから降りようとしました。当然歩けませんからベッドから落っこち怪我をしました。』
どう思います?
普通の感覚なら「自分でやったんだから仕方ない」でしょ。
でも、介護施設では、夜勤スタッフが「見守りが足らなかった」とか「○○がなかった」とか、書いた本人ですら「アホらしい」と思う理由を何か見つけて「介護に問題があった」という報告書を書かなければいけません。
センサーや4点柵があれば、怪我も無く、自己報告も書かないですみます。
要介護になったら、施設に入ったら、健常の時と同じ自由は望めません。
「自由や気まま」と「安全」を交換するのが施設と思います。
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拘束についての質問があったので拝見させていただきましたが、実際現場からの声を届けさせて頂くと拘束をしないケアは難しいと思います。 むやみやたらに拘束するというのではなく、患者さんが自分自身のことを傷つける行為をする方だったり、24時間そばに人がいないといけないような状態だったり、錯乱していたりとなったら止む終えずする場合があります(私の職場では)。 もちろん症状が落ち着いたら拘束はせず対応していますが、「拘束をしないケア」というのは現場の壮絶さを見たことがない方の掲げる(政府も含め)理想ではないでしょうか。
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