祖父は認知症です。
しばしな睡眠が不規則となっていましたが、最近は3時間くらいしか寝ていないそうです。
夜中にごそごそしているので心配だと母が漏らしていますが、今のところ徘徊などはありません。
認知症になると寝なくても平気なのでしょうか?
体の方もそれでついて行くのでしょうか?
みんなのコメント
0件たこいち
2018/3/7現役で特別養護老人ホームに勤めている者です。
質問者様のお爺様のように夜に寝ない、眠れない利用者様はたくさんいます。
体自体は正直です。昼間何もしてなくても疲労は溜まります。ですが認知症がそれを邪魔しているんでしょうね。
私の勤めてる所の利用者様は、1日2日と寝ないでいると、体が疲れきって限界を超えると眠るって感じになってます。
そこで私がよく使う手が、アレルギーや制限がなければ、ホットミルクかホットココアを飲んでもらってます。
牛乳を温めると空腹感も少しは満せますし、体が暖まって睡眠を促してくれます。
1番効くのは寝付くまで側についてる事だと思います。
ですがご自宅での介護は出来る事にどうしても限りがあると思います。
無理なさらず体に気をつけてください。たこいち
2014/12/13以前1ケ月だけ勤務していた特養施設に重度の認知症の女性がいましたが24時間中フロアーの自分の椅子に座ったままで、夜もベットでは休みません。
ベットに寝かせれば転落するし…とリーダーが言ってましたが自分としては一度でもベットに寝かせたら楽になるのでは?!とも思っていたけど。
横になって睡眠をとらなくても認知症になれば平気になってしまうのかと私も不思議に思います。
たこいち
2014/12/7ご相談者の すなみ さん
認知症が原因か加齢が原因か「日本睡眠学会 睡眠医療認定医」に一度診てもらっては?ひなねえ
2014/12/6とても丁寧に説明して下さりありがとうございます。
治療法はないと聞きとても残念です。
今のところ特に睡眠薬は使用していないそうですが、使用するにしても注意が必要なんですね。たこいち
2014/12/6高齢者では若い頃にくらべて早寝早起きになることです。これは体内時計の加齢変化によるもので、睡眠だけではなく、血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになります。したがって高齢者の方の早朝覚醒それ自体は病気ではありません。
高齢者では退職・死別・独居などの心理的なストレスに加えて、不活発でメリハリのない日常生活、こころやからだの病気、その治療薬の副作用などによって、不眠症をはじめとするさまざまな睡眠障害にかかりやすくなります。
狭心症や心筋梗塞による夜間の胸苦しさ、前立腺肥大による頻尿、皮膚掻痒症によるかゆみ、関節リウマチによる痛みなどによる不眠など数え上げたらキリがありません。またそれらの治療薬によっても不眠・日中の眠気・夜間の異常行動などの睡眠障害が生じます。
さらに若い頃には影響がなかった生活習慣(運動不足・夜勤など)や嗜好品(カフェインの入った飲み物やアルコール類)でも睡眠障害が生じることがあります。
不眠や眠気があったら、その原因を突き止めること、原因に応じた対処を行うことから治療は始まります。
アルツハイマー病などの認知症に因る睡眠障害
アルツハイマー病などの認知症の方では、同年代に較べてもさらに睡眠が浅く、さまざまな睡眠問題がみられるようになります。
重度の認知症の方ではわずか1時間程度の短時間でさえ連続して眠ることができなくなるといわれています。
認知症の方では夜間の不眠とともに昼寝(午睡)が増え、昼夜逆転の不規則な睡眠・覚醒リズムに陥るようになります。またしっかりと目が覚めきれず「せん妄」といわれるもうろう状態がしばしば出現します。
このような時には不安感から興奮しやすく時に攻撃的になるため、介護の負担が増します。認知症の方の一部では、夕方から就床の時間帯に徘徊・焦燥・興奮・奇声などの異常行動が目立つ日没症候群という現象がみられます。
これも睡眠・覚醒リズムの異常が関係していると考えられています。
残念ながら認知症の方の睡眠障害に有効な薬物療法は知られていません。
効果が出ても一過性の場合が多く、長期間にわたり使用することは避けなければなりません。
効果が出ないからといって睡眠薬や鎮静薬を使いすぎると、強い眠気や誤嚥、転倒・骨折などのために生活の質が低下し、結果的に介護負担が増加します。
他の睡眠障害
若い頃には影響がなかった生活習慣(運動不足・夜勤など)や嗜好品(カフェインの入った飲み物やアルコール類)でも睡眠障害が生じることがあります。
不眠や眠気があったら、その原因を突き止めること、原因に応じた対処を行うことから治療は始まります。
高齢者がかかりやすい睡眠障害として、睡眠時無呼吸症候群・レストレスレッグス症候群・周期性四肢運動障害・レム睡眠行動障害などは専門施設での検査と診断が必要です。
これらの特殊な睡眠障害にはそれぞれの治療法があり、通常の睡眠薬では治りません。
これらの睡眠障害が疑われる場合には、「日本睡眠学会 睡眠医療認定医」へのご相談をお薦めします。
現在日本で使われている睡眠薬は安全性が高いので、過剰な心配はいりません。ただし高齢者では若年者に較べて睡眠薬に対する感受性が高く(少量で効きやすい)、体内から排泄する力も弱くなるので、注意深く使用する必要があります。最近では体のふらつきやめまいなどの副作用が少ない睡眠薬も開発されています。
関連する投稿
- すきやき
89歳になる母は一人暮らしをしています。 先日実家に帰ると色々と物が増えており、聞いてみるとどうやら訪問販売が出入りしているそうです。 必要ないものも多く買ってしまっているのですが、返品したくても8日はもう過ぎてしまっています。 よく話を聞いてくれるからと本人は悪い気はしていないようなのですが、、、。 会社には一応連絡しましたがまた来るでしょう、、。 どうすればいいでしょう?
教えてコメント23件 - ゆうふみ
84歳になる祖母は軽い認知症と診断されていて、何度も同じことを話したり、物忘れも激しくなってきています。 日中は家族がおらず、パートをしている母がちょくちょく家に帰ってきて様子を見ています。 常に話し相手がいたらいいのではと、おしゃべりをする人形を母がプレゼントしました。 最近よく人形に向かって話しているものの、ちょっとその姿が怖いです、、、。 人形と人との区別がつかなくなってしまうのではないかと、、、、。 介護ロボットなどを使っている施設もあると以前テレビで見ました。 何も無いよりはロボットや人形でも話をしている方がいいのでしょうか?
認知症ケアコメント11件 - たいそん
同居を始めた父は、洋式のうちの便器に馴染めず、どうやら洋式の便器の上にしゃがんで便をしているみたいです。 和式の便器の上にかぶせて洋式のトイレのように使う商品はあっても、洋式の便器を和式のように使用する商品は見当たりません。 同じような経験をしている方はいらっしゃいませんか?
教えてコメント5件