なぜ認知症になると暴言は吐けるんですか？
ありがとうやごめんよりも圧倒的に暴言の方が多いのが不思議です。
人ご、ろしや泥棒と罵られたりもするのですが、なぜ彼らはその単語は覚えているのかが不思議でたまりません。
マイナスの言葉はあんなにポンポン飛び出るのに、ごめんとかありがとうってなぜ言えないのか…。

それはもう認知症になってみないとわからないですね。

不満があるなら、立ち去りなさい。
利用者はそこに居るしか無いのよ！自分から望んできた訳じゃ無いのよ。貴方の能力の無さですよ。

最低賃金で認知症扱い手当ても付かず
夜勤付き。レク付き。
ば、か、に、す、る、な。
介護者もに、ん、げ、んだ。
家族もいる。

認知症研究の第一人者として有名な長谷川先生の言葉を借りるならば、「余計なものがはぎとられていく」という過程なのでしょうね。

普通なら、こう言う事を言ってはまずい・やってはいけない。と、ブレーキがかかってやらない言動行動が、認知症によって余計なブレーキになるものが無くなるので、ストレートに行動言動にあらわれる。
幼い子供に対してもそうですが、おもちゃを散らかしているから片付けなさいと取り上げると、とてつもなく不機嫌になり怒り出します。
片付けに至るまでの過程を、わかっているもの（あるいはわかっていないからこっちが手出しする）として省略するからそうなるのだと思います。
認知症の方に置き換えて考えてみてください。幼児と全く同じではないですが、憮然とした表情の介護職員がひったくるように物を取ったり、どこかに連れて行こうとしたら。当然、抵抗されるし暴言もあるでしょう。
相手が何もわからない前提で、省略している事ありませんか？

尚且つ、ごめんとかありがとうとかお礼を言ってもらう立場だという、上から目線ではないですか？態度にもそういったことは出るものです。飲食店でも料理を提供してくれた際に、憮然としてお礼くらい言えねえのかという態度が滲み出ている時に、ありがとうございますと美味しく料理が食べられるだろうかという事です。

私も認知症の方と接し始めて二十云年ですが、いまだにどう対応したものかと悩むことがあります。相手の立場に立とうとしても、想像もしにくかったりする事も。
私含め、あなたも認知症になった時に真に理解できていくのだと思います。前述した長谷川先生も、先輩医師からそういうことを言われたのだそうです。

「お客様は神様です」という考えが未だにはびこってる世界ですから。
利用者の中にもそういう雰囲気を感じ取って「俺はお客さんだぞ！」「いうこと聞け！」と職員を見下して召使いみたいに扱う人がいますね。
認知症だから暴言を吐くというより、そういう人が家族に嫌われて施設に入ってくるんだと思います。
この姥捨て山ならぬ爺捨て山状態を解消しない限り「介護職=底辺の仕事」という認識も無くなりませんね。

暴言ばかりの時と、ごめんね。ありがとう。わからなくなった。等言われることもあります。気分次第かも。

そんなことで悩むのなら、介護士、辞めた方がいいですよ。

認知症になると、そのかたの本質が強く出てしまうと聞いたこともあります。
理性で抑えていたものが、理性が無くなり頭に浮かんだことをストレートにはきだす。

理解不能なこともただただ吐き出す。ストッパーが外れた状態。急に怒りだす。
意味わからないなんてしょっちゅうです。

私は、ハイハイと言ってます。

介護会社から基本給とは別に
そのような方々を介護をする
特別手当は付いているでしょうか？
行政による加算ではありません。
運営する介護会社が支給するものです。
ずる賢い介護会社は施設など設置されている県が定める最低賃金や時給に
賃金を抑え、人件費を下げている猿知恵を使っていませんか？

なんか本能的なことなのかしらね。恐怖や不安が大きいとみんなそんな言葉を言っちゃうのかな。

自分がされたら嫌な事されたら
ていこうするかと笑

例えば
バッグもって歩いてて急にひったくられました
ドロボーと叫ぶ
バッグとりもどそうとけるなぐるどつく笑
ありとあらゆる攻撃系呪文を発する笑
しますよね？笑

あくまでも例えなので
例えがわかりにくかったらスマヌ笑
例えはわかりやすい例えに置き換えてけれ笑
ポイントはされたら嫌なことをされるです

認知症の方も同じ状況だと思いますよー
ただ
認知症という病気の為
こちらが普通に接して
必要なことしてることがわからず
上記のバッグの例えのような状況に
なってるんでしょうかね笑

確かに認知症から来る暴言はあるけど、スタッフがヨイショ、ヨイショして可笑しくしていることもあります。
認知症と分かっていてもちゃんと注意できる職員こそ、本当の介護職と思う。因みに、一度そういう暴言を吐く利用者を管理者の前で言って下さい！って連れて行ったら下を向いて、何だよって小声で言ってました。
そういうものです。

質問者です。
皆さんの言いたいことは分かるんですが、そこで咄嗟に飛び出る言葉が人ご.ろし、訴.えてやる、こ、ろすなど、なぜその言葉は覚えてるのかが不思議なんです。
家族の顔や自分の名前も分からないのに人をき.ずつける言葉はしっかり記憶している。

そういった発言を聞いた入居者から、ボ.ケてると言いながらそういう事は言えるんだからあの人は病気じゃないと怒っている入居者もいました。
私も確かになあと思ったんですが皆さんどうですか。

人間には建前と、本音とがある。
人前では体裁を繕い、身内や近しい人には本音を漏らす。
そういう精神のコントロールが出来ず、形振り構わずに本音だけで本性露わに立ち振る舞うのです。
それが認知症と言う、脳疾患のひとつの特徴です。
病前の人間性が、むき出しになる事が多い。
半ば二重人格の様に、ジキルとハイドの様に破天荒に移り変わる。
怒ったかと思えば次の瞬間に笑っているし、その逆も有るしと人様々でしょう。
あるベテランで、勤続20年以上の介護士はこう言っています。
この介護業界に、ベテランなど存在しない。
その日その時が、常に勝負だと言う。
上手く行く日もあるが、行かない日もある。
20年勤めていても失敗はするし、1年未満の人が成功する事も有るしと。
私なんかよりも遥かに対応もうまく、迅速で判断も早いのに。
これらは、謙遜しているとかでは無く、実感として今までに経験して来た事なのだろうと思う。
そういう実感した想いが、思わず吐露したと言う印象がとても強いと感じた。
それだけ、認知症患者の対応が難しい事の現れだとも思う。
一期一会とは、本当によく言ったものです。
毎日の日々が、常に勝負なのですから。

自己防衛本能というんでしょうか、、
自分が何をされるのか分からなかったり
触られたくもないのにズボン下げられたり
混乱や不安、恐怖もあったり。

人によっては、体の痛みから拒否る方
もいらっしゃる。
ご自身を必死に守る気持ち、分かるなあ。

認知症になる前は普通のサラリーマンや主婦、会社や近所での付き合いや今まで生きていて我慢してきた事が一杯あったと思います。
認知症になったら感情をコントロール出来ないから思った事を口に出してしまいますよ。自分も、そうなるなと。怖いね、何を口走るだろうなと。