私は、69歳の母を遠距離介護で支えている主婦です。
母は、5年前に同居家族を失って施設に入所、当時は要介護1で車いすとベッド間を自力で移動していました。
しかし、昨年から人工透析を受けるようになり、入院前後から、車いすとベッド間の移動に、付き添いが必要になりました。よって、現在は要介護3です。
付き添いの人がいると、かなりゆっくりですが自身の足で立てるので、担当医は便秘や認知症の予防のために週に2回くらいは長期的に立つ訓練をしたほうがよい、と言います。
しかし、今住んでいる施設では、ベッド上でのマッサージはしても、立ち上がる訓練は、転倒の危険がある限り、出来ないと言います。よくよく調べると、機能訓練士は看護士が非常勤で兼ねていて、技能的に責任がもてない状況であることが分かりました。
つまり専従の機能訓練士がいないと、医師と連絡をとりあって、安全な機能訓練を行う12単位のサービスを受けることができません。外部サービスを受けることも検討しましたが、介護保険法の都合で出来ないのです。
近年、予防介護の意識が高まる中で、行政が提供するサービスが受けられない施設は必要最低限のサービスを下回っていると考えるのですが、施設側としては、人件費を抑えることを重視して、現在のところ料金体制を新しく変える計画はないそうです。
この施設は、社会福祉法人が経営する小規模(定員30名)有料老人ホームで、設立から6年目ですが、今月末の事業報告会でどのように訴えたらいいか、悩んでいます。
新しく建つ予定の株式会社が運営する老人ホームのほとんどは、今いるところより月1万円ほど高くなりますが、専従の機能訓練士を備えているので、引っ越すべきか、悩んでいます。
認知症が始まった母を移動させることで、症状が悪くならないか不安もあり、慣れた施設に残るか、機能訓練サービスを求めて引っ越すべきか、ご意見お聞かせください。
みんなのコメント
0件ロロロ
2023/10/14リスク計算は、するでしょう❗️
自己防衛の為に。。。
事前に防ぐか、事故が起こってから、考えるか。たこいち
2017/12/12透析でまだ長生きしたいのか?
ずうずうしいなー!- ぶぅ2022/12/6
そのコメントはやばい
たこいち
2014/11/17私の母の場合は移って正解でした。88歳の母は要介護1。自立していてヘルパーの援助は不必要です。杖や歩行器なども不必要。3年のケアハウス生活を退居し、サ高住に入居して3ヶ月。何故退居したか?一つは、母にロコモティヴシンドロームによる足の弱さ(歩き方が不自然)が見られ、あらゆる場面で意欲の低下などが見られるようになりました。もう一つは母の周りの方達に機能の低下が見られ、数ヶ月の間に、足が弱くなったり、認知症が重症化して、特養に行ったり…それを見て、自分もそうなるのかと不安を口にするようになりました。施設側に母の状態を伝えた所、88歳なので年相応と言う答。機能回復に特化した施設外のデイサービスの紹介やリハビリテーションの紹介など全くなし。其処の施設の低レベルに呆れ果てつつ、当てにするのをやめ、機能回復に特化したデイサービスを自分で探し出して引越し迄の数ヶ月、環境の変化に対応させる為にも通わせることにしました。
その甲斐あって、引越し後も鬱や認知症の重症化もなく、ケアハウスに居る時より、ずっと元気になりました。
此処にはサ高住独特のアクティビティ、(母は転倒防止体操や百人一首がお気に入りです)歩いて買い物に行ったり(自分で行かざるを得ない)、眼科や美容院にも行くようになりました。引き続き、機能回復のデイサービスも週1利用しています。オマケに3年半全くしていなかった料理にもチャレンジしています。生活のリズムが出来る迄3ヶ月かかりました。包丁の使い方、電気釜、レンジの使い方から始めました。
イベントやレクリエーションも大事ですが、それより大切なのは、ロコモティヴシンドロームに対応する事です。寝たきりになって介護保険を使わせようとする施設側の思う壺を回避して、在宅を選択して正解でした。家族の希望(最後迄自立した健康長寿)を聞き入れて下さる、ケアマネさん、サ高住のスタッフさん、デイサービス、物忘れ外来のDr.の連携が噛み合い始めました。
認知症や寝たきりは本人が1番辛いと思います。
今の状況がいつ迄続くかは分かりませんが、この経験は将来の我々の世代にも参考になると思っています。
たこいち
2012/3/27追加報告です。
先日、施設の事業報告で、サービス内容の変更のお知らせがあり、機能訓練のサービスを受けられる見通しとなりました。
一体、何があって急に変更になったのか分かりませんが、引っ越しをせずに済みそうです。
私は、母の担当医にリハビリの必要性を尋ね、施設の意向を確認した後、機能訓練の外部サービスがあるのかと、区役所と地域の病院にあるリハビリテーションセンターに問い合わせました。
これらが効果的であったのか、確認することはできませんが、もし同じような問題を抱えておられる方がおられたら、お試しください。たこいち
2012/3/13コメントを頂き、ありがとうございました。
現在、機能訓練を勧めてくれる医師と相談して、
今の施設でできる範囲の機能訓練(ボランティアによる週1回の立ち歩き訓練と週3回のベッド上でのマッサージおよび負荷をかける訓練)で、伸び悩むまでは様子を見ることになりそうです。
透析による便秘がまだ改善しないことや、ようやく施設が透析患者の生活に対応できるようになったという関係者の苦労があり、今すぐの引っ越しは、本人にも周りにも早すぎるという気もしています。透析患者の食生活の管理方法について、どれくらい融通がきくのかを試行錯誤するのに2カ月かかりました。先週から、ようやく本人の意思でコーヒーを買うことが許され、飴を1日2つまで選ぶことができるようになり、ストレスが減ったようです。
こんな変化もあって、母にようやく笑顔が見られるようになりました。
やはり、立ち上がる訓練によって、身体全体の機能が上がり、気分がよくなる影響は大きく、認知症がかなり改善しつつあるようです。意思の疎通がかなり楽になりました。
母が望むなら、リスクはあるけど、歩く訓練ができる環境を手に入れることが出来るという事実を知らせると、私が知るこの10年で、母のやる気は最高になった気がします。
この笑顔は透析後の気分の落ち込みとのギャップのためかもしれませんが、透析を行うかどうかの判断を迫られた時に、生きるか死ぬかを考える選択を経て、今があります。
母には透析をして良かったと感じて欲しいです。
医師は引っ越しで、認知症が再発する可能性を気にかけていました。いろいろな人の意見を聞いて、状況の変化も見ながら、母と一緒に考えていきたいと思います。
貴重なご意見をありがとうございました(_ _)。たこいち
2012/3/8私は施設を変える方に賛成です。
リロケーションダメージといって、環境が変わると認知症が悪化する場合はあるようですが、あまり動けない今の状態よりもいいと思います。
動いたり、考えることが多くなると、認知症が改善されるみたいですしね。自分の力で立てるということも自信と日常の楽しさにつながっていくと思います。
もし住み替えをする場合には、お部屋を今住んでいる施設と同じようにレイアウトして環境の変化を緩衝してあげたり、初期の頃はできるだけ会いに行ってあげた方がいいと思います。
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