特別養護老人ホームへ入居できるのは要介護1からだということは存じでおりますが、実際のところは要介護４や５の方が大半です。

ですがたまに要介護１の方が入居していう施設もあるようなのですが、、、これはどうしてでしょう？
入居待ちの方の数が200人を超える施設でほかに優先される方がいらっしゃる気がするのですが、、、。

要介護１で入居できるとしたら何が考慮されていのことだと思われますか？

住居の環境上や身寄りがない人や経済的に生活出来ない人etcが入居できるのは養護老人ホームです。
今現在の条件にて特養は見た目には介護度１～２の人も多く入居しています。
普通は家で時折見守りすればまだゆけると思えるんだけど、外見だけでは他のユニットの入居者の状態は分かりませんが。
腰が曲がった人や、杖がないと歩けない人、乗り物の手段がなく買い物も不便な老人も地域には沢山いるけど介護保険に頼っていない人も多くいます。
少しの事で頼る人も多いのにも関わらず。

特別養護老人ホームは、６５歳以上の者であって、身体上または精神上著しい
障害があるために常時の介護を必要とする者（いわゆるねたきり老人等）であ
って、居宅において適切な介護を受けることが困難な者を入所させる施設です。
設置主体は地方公共団体や社会福祉法人であり、入所決定は居住市町村の措置
決定による。

現行の入所基準
健康状態
・入院加療を要する病態でないこと。また、他の被措置者に伝染させる恐れがある伝染性疾患を有しないこと。
・日常生活動作の状況入所判定審査票による日常性活動作事項のうち、全介助が１項目以上および一部介助が２項目以上あり、かつ、その状態が継続すると認められること。

精神状態
・入所判定審査票による痴呆等精神障害の問題行動が重度または中度に該当し、かつ、その状態が継続すると認められること。ただし、著しい精神障害および問題行動のため医療処遇が適当な者を除く。

入所措置の年齢特例
・６０歳以上６５歳未満の者に対する措置入所基準に適合し、特に必要があると認められた場合、入所対象者となる。

６０歳未満の者に対する措置
以下のいずれかに該当するときは入所の対象者となる。
１．老衰が著しくかつ、生活保護法に定める救護施設への入所要件を満たしているが、救護施設に余力がないため、これに入所することができないとき。
２．初老期痴呆に該当するとき。
３．その配偶者（６０歳以上の者に限る）が老人ホームの入所の措置を受ける場合であって、かつ、その者自信が老人ホームへの入所基準に適合するとき。

ケースワーカーの訪問調査、家庭環境、介護者の状況、在宅福祉利用状況などを経て入所判定委員会で判断されます。

要介護1なら、在宅生活が可能だろ・・・

これからは基本的に要介護3以上の人から入所でき、何らかの事情があり施設入所の必要性が高い場合は要介護3以下でも入所できます。

はたから見ると分かりませんが特養でも特定施設入居者生活介護の事業者指定を受け、同じ建物内で特定施設を運営している場合があり、その場合は基準が違いますので要支援から利用可能になります。

＞要介護１で入居できるとしたら何が考慮されていのことだと思われますか？

要介護度が低く判定された人も認知症や家族がいないなど、１人、もしくは家族がいても虐待や老々、認々介護で在宅サービスだけで生活ができずに入所が必要な場合があります。

その特養施設を担当する医師の病院に入院していた患者が、医師からその特養を紹介されたと言って入居していた介護度のごく軽い利用者がいました。
介護度が軽いなら老健でも良さそうにも思いますが…
たまに家に帰りたいと言っていたけど実行まで至らないようです。
次に待つ人も沢山控えているから、介護度が軽い人で自宅願望があればそれも良いと思いますね。

＞＞ 特別養護老人ホームへの入居基準がわかりません。

昨日、別のご質問で答えましたので、ざっくりと…

入所判定会議に因って決まるものです。行政から指導されています。
各都道府県の「特別養護老人ホーム優先入所指針」に基づき優先順位を決定します。
施設は、この指針に基づいた入居判定会議を実施し、入居を希望する方の入居必要度を点数化し、原則点数の高い順に入居させることになります。したがって、順番が前後する場合も当然あります。

平成２７年４月１日以降、指定介護老人福祉施設(指定地域密着型介護老人福祉施設を含む)については、施設に入所の必要性の高い要介護者が入所しやすくなるよう原則要介護３以上に限定することになります。

以前は、要介護1からでも特養に入居できましたが、これからは、要介護3以上でないと特養なは入れなくなります？

最近のコメントにあったけどコネもあると思います。
元県会議員、町会議員をしていた人の創設した施設である事などから横のつながりとかです。
特養施設の中にはまだ介護度がそんなに高くないと思える人も多々入居していると感じる事は確かではあります。