不整脈(徐脈性不整脈、頻脈性不整脈、致死性不整脈)とは、心臓で発生した電気刺激は心房や心室の筋肉へと伝わり、その結果、心臓は規則正しいリズムでポンプ活動を繰り返しています。不整脈とは、このリズムが乱れた状態をいいます。
不整脈は、脈が速くなる「頻脈性不整脈」と脈が遅くなる「徐脈性不整脈」にわかれています。
頻脈性不整脈のうち「心室頻拍」や「心室細動」は、意識がなくなったり、突然死の引き金になったりすることがあり、「致死性不整脈」とも呼ばれます。
心室頻拍は、心室から発生した異常な刺激によって、拍動が非常に速くなります。心臓がポンプの役目を十分に果たせなくなるため、脳に送られる血液が少なくなり、失神やめまいを起こし、意識不明や心停止に至ることがあります。
心室細動は、心臓がけいれんしたように小刻みに震えた状態(細動)になり、心臓から血液を送り出すことができなくなります。このような状態になると、心臓は脳や体全体に血液を送り出すことができず、数秒以内に意識消失をおこし、すぐ治療しなければ死に至ることがあります。
みんなのコメント
0件たこいち
2017/2/12不整脈のある人は、気になるでしょうね。
大事なのは、周囲のありとあらゆる人が、少しでも知識と対応をする事が大事なのでは?
AEDの使用法や心肺蘇生の行い方など。
これが出来れば、助かる確率がぐんと高くなる。
せめて救急隊が来るまでの間に、特に脳まで血液を送り続けて酸素を供給しないと、脳死に至る。たこいち
2017/2/12>投稿と下の全ては同じ匿名さんのコメント。
今もこの手の馬鹿いるのか…会員制では無い気軽に相談できる良さが仇になっっているな
で?、結局過度に気を配る必要があるのか?そこまで神経質になる必要ないのか?
「公益財団法人 日本心臓財団」のHPで確認して自分で判断するか…たこいち
2017/2/10投稿と下の全ては同じ匿名さんのコメント。
たこいち
2017/2/10不整脈が発生する主原因は、冠動脈疾患、心臓弁障害、心不全、先天性心疾患等の心臓に起因する疾患です。
甲状腺異常や肺に病気がある人も不整脈になり易い傾向があります。
しかし、心臓病等に関係なく、加齢や体質的なもの、ストレスや睡眠不足、疲労等によっても不整脈は起こり易くなります。
この様に、誰にでも起こり得るという事と、万が一の場合に備えて、AEDの使い方や心肺蘇生の行い方を習得した方が良いと思う。
不幸にも、若くしてこの世を去った者へ、深く哀悼の意を表します。たこいち
2017/2/10致死性不整脈は、即座にAED(自動体外式除細動器)を使用しないと、救命困難な不整脈です
致死性不整脈は、遺伝に因るものが多く占めるので血縁者に亡くなられた方が居る場合、要注意ですたこいち
2017/2/10この間ニュースで、芸能人の女の子が若くして無くなった方もおられます。
致死性不整脈だそうです。
AEDなどで、処置が早ければ助かっていたかもしれません。たこいち
2017/2/10公益財団法人 日本心臓財団HPで、不整脈について公開されていますので心配な方は、閲覧してみては
たこいち
2017/2/10不整脈だからと言って、全ての不整脈に怯える必要は、ありません。
40歳越えた方の心電図を24~48時間に渉って記録します。
すると殆どの人に、毎日1~2個は不整脈が見つかります。
年をとるにつれ、誰でも少しずつ不整脈が増えていきます。
ストレスや睡眠不足、肉体疲労などでも不整脈は起こりやすくなります。
心臓は1日約10万回、収縮と拡張を繰り返していますが、時に規則正しくない刺激で不規則な収縮が起こるものです。
特に検診で不整脈だけ見つかった場合は、病気とは関係のない不整脈であることが殆どなのです。
今更ですが、息を吸うと脈は速くなり、息を吐くと脈は遅くなります。
運動や体温の上昇でも脈は速くなります。
これらの脈の変化は病的なものではなく、生理的な反応と言えます。
では、注意の必要な不整脈とは、「何もしていないのに脈拍が減り強い息切れを感じるとき」「急に意識が遠くなる」「失神する」「脈拍数が1分間に120以上で、突然始まり、突然止まる」「不規則に打つ」これらに身に覚えがある方は、循環器内科へご相談を。
或る程度、年齢を重ねると、10人に1人くらいの割合で「心房細動」といって心房の中で電気が空回りして、脈が速くなる状態が起こります。
この場合は脈がまったくバラバラに、しかも速く打つようになります。
心房細動では、不整脈のために死に至る様な事はまずありませんが、心房細動の状態が続くと、稀に心房の中に血の血栓が出来易くなり、それが脳の血管に入り脳梗塞を起こす症例がありますので注意が必要です。たこいち
2017/2/10心室細動は特に突然死に至る危険性が高いため、心室細動が起こった場合は、ただちに心臓マッサージや電気的除細動を行う必要があります。
除細動器には、からだの外側の胸の表面2ヵ所に電極をあてて電気ショックをかける体外式のものと、からだの内側に植込むタイプの植込み型除細動器(ICD)とよばれるものがあります。ICDは予め危険性が高いと判断された患者さんに、予防的に植込みます。
ICDにより、突然死を回避する確率は高まりますが、心室細動の発生を予防するものではありません。
心室頻拍に対しては、心筋梗塞や心筋症等の突然死のリスクを考慮しながら、抗不整脈薬による薬物療法やアブレーション治療が行われることがありますが、持続性の心室頻拍がある、または電気的刺激によって誘発される場合は、ICDによる治療が優先されます。
一方、危険性がそれほど高くないと思われていた方が、突然、心室細動を起こして倒れることがあります。このような場合には、体外式の除細動器が救命に欠かせませんが、最近では自動体外式除細動器(AED)が公的機関やスポーツ施設などを中心に配備されつつあります。
目撃した通行人がAEDを使って、人命を助けることが可能な時代になりました。
いざと言う時に、AEDの使い方は熟知した方がよいと思います。
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