認知症の母と暮らしています。
認知症の家族が混乱した時には施設スタッフの演技をしたらいいとほかのサイトで読んで夜中に起きて騒いだ時に実行しました。
すると私を施設スタッフと勘違い(?)したのか「疲れたから寝ます」と敬語で話して寝てくれました。
助かりましたが気分は複雑です。普段は私のことをなんとなく認識しているようですが、それもあやふやになってきたということでしょうか?
みんなのコメント
0件たこいち
2015/1/25皆さんのおっしゃるとおりです。
自分の名前と生年月日は覚えていても年齢はわからず、住所、電話番号もわからない。(勿論、教えたとしても初めて聞くような反応ですし、その場かぎりで覚えていることもない。)
親戚の名前は覚えていても、その人が亡くなっているのが判らない。(従って、自分の親戚や身内は、時代に関係なく全て今生きていると思っている。平たく言えば、歴史上の人物と今生きている有名人が、ごちゃ混ぜになって現代に存在していると思い込んでいるのと同じ。→その人の名前を挙げて「連絡してくれ」と言う時があるのですが、当然電話番号など私にはわかりません。もうとっくに亡くなっているのですから。)
顔見知りかどうかは判るようですが、どこの誰(特にお名前)となると非常にあやしい。(聞いたところで「わからん」と返事するばかり)
そのくせあれこれと要求だけは頻繁(例えば、手が動くのに、ストローひとつ袋から出そうとしない)で、すぐに(概ね10秒以内)対応しないと大声で烈火のごとく喚きたてる。
こうなると、もはや奴隷扱いで、悲しいどころではなくなります。しかも身内、看護士さん、関係なしです。
医学的には記憶障害かもしれませんが、一般人的には「狂っている」としか言いようがありません。たこいち
2015/1/25最初の匿名さんが説明する通り、失認です。
新しい記憶から忘れていくので、新しい家族、例えば孫のことが分からなくなり、さらには自分の子供、旦那さんと順に忘れていきます。
特に、普段から関わりあいの少ない家族の場合、早く忘れる傾向にあり、他人でも毎日よく会う方(例えば訪問介護のスタッフなど)のことを家族だと認識してしまったりします。
間違えられた家族は悲しくなってしまいますが、有効な治療法はありません。たこいち
2015/1/25>認知症の母と暮らしています。
そもそも二人っていうのが良くないかもしれない。人間は生まれた時から社会的な存在で社会の中でしか人間としての脳は発達しません。オオカミに育てられたら?物語であったようなきがする。寝たきりでないなら外へどんどん連れ出して話しかけたり社会的刺激を五感から与えた方が良いのではないかと思います。少なくとも自分が生んだ子どものことを忘れることはないかもしれない。たこいち
2015/1/25>>普段は私のことをなんとなく認識しているようですが、それもあやふやになってきたということでしょうか?
その通りなのですが…… 一時的なのものかは分かりません。
認知症の一番特徴的な症状とも言えるのが記憶障害です。
記憶障害というと、かなり重症なイメージがありますが、認知症の場合、最初はいわゆる「物忘れ」という症状から始まります。
物忘れはどんな人にも起こる症状なので、初期症状の段階だと、認知症かどうかを判断するのは難しいものです。
特に、高齢になってくると、「老化による記憶障害」が出てくるので、「認知症の記憶障害」かどうかが余計に難しいと言われています。
ただし、認知症による記憶障害がある程度進行していくと、物忘れの度合いに特徴が出てきます。
認知症の記憶障害だと、自分が体験したことややったことに関して、全てを忘れてしまいます。
例えば、何を食べたのか、何をしたのかという記憶が抜け落ちてしまうことがあります。
また、認知症の場合だと、記憶障害を起こしていることを自覚出来ません。 ですから、思い出そうとすることもありません。
症状が進行していくと、ご飯を食べた、お風呂に入ったという記憶までなくなってきます。
そのため日常生活に支障をきたすようになるのも特徴の一つです。
認知症による認識障害(失認)というのは、視覚、聴覚、触覚に異常はないのに、物を認識出来ない障害です。この認識障害の特徴は、当たり前のように知っていることが分からなくなってしまうということです。
例えば、普通ならテレビを見れば、それがテレビだということが分かりますね。
でも、認識障害(失認)を起こしてしまうと、知っているはずのものや音などが何なのか、分からなくなってしまうのです。
認識障害には、「視覚失認」「聴覚失認」「触覚失認」「半側空間無視」「他誌的障害」などがあります。
これらの認識障害は、日常生活に関わってくる失認になります。
「視覚失認」は、知っている対象物でも、それが何か分からない失認です。
ただし、音を聴いたり触ったりすれば認識することが出来ます。
「聴覚失認」は、知っている音を聴いても、何の音か分からない状態です。
「触覚失認」は、知っているものに触れても、何なのか認識出来ないという症状になります。
「半側空間無視」というのは、身体の右側か左側、どちらかの感覚が物事を認識出来なくなる状態です。感覚を失っている方は何も認識出来ないので、壁や物があるとぶつかってしまいます。
ただし、片方は感覚があるので、本人も自覚出来ないことが多いのが、この失認の特徴です。
「地誌的障害」では、知っているはずの道でも迷う、道順がたどれなくなるという症状です。
認知症高齢者が行方不明になってしまうのはこのためです。
認識障害と一口に言っても、あらゆる失認があるのが特徴と言えます。
加えて、実効機能障害があります。
認知症には、精神や行動に異常が現れる周辺症状と、身体に直接的に現れる中核症状があります。
中核症状は、脳の神経細胞のダメージや機能低下によって起こるものなので、認知症になるとどんな人にも発症する症状です。
その中核症状の一つに、実行機能障害というものがあります。
実行機能とは、「目的をもった一連の行動を自立して有効に成し遂げるために必要な機能」です。つまり、「実行機能障害」とは、簡単に言えば行動するための段取りが取れない、実行出来ないのが実行機能障害です。
例えば、テレビのリモコン操作ができなくなる。料理ができなくなる。など単純なこと、今まで当たり前にやってきたことが出来なくなります。
認知症には「人格変化」もあります。
苦労されているご家族もいらっしゃることでしょう。
認知症による人格変化の特徴は、とにかく攻撃的になってしまうということです。いくら人格変化といっても、今まで怒りっぽかった人が、急に優しくなるということはありません。
人格が変化してしまうのは、感情をコントロール出来なくなったり、意思の疎通が上手くいかなくなったりすることが原因です。
相手が言っていることが理解出来ない、自分の思いが伝えられないと、どんな人でもいらいらしてしまいます。
認知症が発症すると、こういった状態が続くので、本人の意思に関わらず怒りっぽい性格になってしまうのです。
認知症で人格変化の症状が出た場合、周りの人間はより平静を保つようにしなくてはいけません。
平静さを失ってしまって、人格の変化に怒ったり、オロオロしてしまうと、認知症の方は余計にいらいらしてしまいます。ですから、少し時間を空けて本人がいらついていることを忘れるのを待つなど、気長な対応が必要になります。
ただし、あまりにも症状がひどい場合には、精神安定剤などを処方してもらった方がいいでしょう。
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